「小原和紙」の原料となるトロロアオイの花が、豊田市小原地区で見頃を迎えている。展示・体験施設「市和紙のふるさと」では約150本が植えられており、今月下旬まで薄黄色の花を見ることができる。
トロロアオイの根を使って「トロ」と呼ばれるのり状の粘液を作り、和紙をすく際にコウゾの繊維と一緒に水に溶かし込む。
同地区では生産者がいないため、茨城県などから仕入れているが、地元の有志が耕作放棄地で今年度から試験的に栽培している。
(朝日新聞)
トロロアオイとは
オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる
採取される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形などに利用
食用には向かず不味いようですね
和紙のふるさと 日本, 〒470-0562 愛知県豊田市永太郎町
豊田市和紙のふるさと