国民生活センターに寄せられた探偵に関するトラブル事例があります
アダルトサイトや消費者トラブル解決をうたう探偵に注意
ワンクリック詐欺のような詐欺サイトにお金を払ってしまい返金可能や請求停止という内容をみて
探偵にアダルト業者の調査を数万円~で依頼するというもの。
結論は
単なる二重被害に会うだけです。
アダルトサイト関連で探偵トラブルの相談数
2011年:205件
2012年:150件
2013年:582件
2014年:3106件
2015年:4543件
2016年:4191件
桁違いに増えていました。
「無料相談」は良くても「解決可能」の文言に注意
アダルトのワンクリック詐欺サイトで請求され
サイトに連絡するも取り合ってもらえず
相談連絡をした窓口で「支払いを止められる」「絶対に解決できる」と言われる
会社やプライベートに嫌がらせや裁判になると不安にさせてFAXで契約書のやり取り
をして入金させる手口が多い、高額なキャンセル料のケースもある。
消費者センターなどで検索すると紛らわしい広告やサイトが表示されていた時期がありました。
国民生活センターなのに有料なんだと疑問に思いながらも払ってしまう人が多かったようです。
返金や交渉ごとを有料でできるのは弁護士だけです。
探偵がやると弁護士法違反で非弁行為になるので知識として知っておくとおかしいと気づけます。
国民生活センターなど公的機関だけが使えるドメインがいくつかあります。
kokusen.「go.jp」のジーオージェイピーかどうかURLを確認することも失敗しないための確認ポイントです。
探偵だけでは出来ない
弁護士が必要な文言
「消費者トラブルを解決する」
「被害金を取り戻す」
「返金交渉をする」
「民間の消費者センター」等
本来の対処法
アダルトサイトに限らずクリック詐欺のような請求は無視
自分から連絡しない
裁判所から支払督促が届いた場合のみ手続きを考える
最近はもう無いと思いたいですがアダルト以外のパターンが出てきているのでまだ発生しているのでしょう。
出会い系サイト
競馬予想情報提供サービス
未公開株の限定販売
など
参考
アダルトサイトの請求
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110609_1.html
http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2015_21.html
消費者トラブル解決
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20161215_1.pdf
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20110609_1.pdf