離婚時の財産分与で対象と対象外になるもの
離婚する際に財産分与について決めることは重要です。
財産分与とは
婚姻生活中に夫婦が協力して増やした財産を夫婦それぞれの個人財産に分けること。
専業主婦でも、結婚期間中に夫が働いて稼いだお金の分配を求めることができます。
離婚を急ぐあまり財産分与をもらわないまま別れてしまう事はしてはいけません。
財産分与は状況によってはそこそこの金額となりますのでしっかりと決めておきましょう。
財産分与をする際、対象となるものと対象外になるものを確認しておくことも重要です。
＜財産分与の対象＞
現金
不動産 （土地・建物）
有価証券（株券など）
家具・家電（テレビ・ソファーなど）
年金（厚生年金など）
退職金
＜財産分与の対象外＞
結婚前の個人的貯金
結婚の時実家から持参した家具家電
個人で購入した有価証券
自分の親から相続した財産
洋服・化粧品等個人の持ち物
不動産は、相手名義になっていても財産分与の対象です。
ただし、住宅ローンなどの夫婦が共同して生活していくために作った借金もマイナスの財産分与の対象です。
夫婦共働きの場合
財産分与は原則半分とされます。
もし、収入に格差がある場合、貢献度に応じて割合が決まります。
損しないようよく確認して相手方に請求しましょう。
豊田市・豊田・日進市・東郷町・瀬戸市