浮気や不倫の証拠になるもの、それって証拠になりますか
「浮気や不倫の証拠はあります」
そういう方で本当に証拠になる方は現状とても少ないです。
裁判で通用する証拠とは
法的に証拠になるものや離婚や損害賠償の理由として裁判で通用する証拠は
ラブホテルの出入り複数回
不倫関係の相手の家で宿泊や長時間滞在複数回
常習的な風俗通い
1日に会ったことを複数にわけても意味はありません。
一回きりではない
継続性があるということが重要になってきます
証拠の余地があるもの
単体では証拠にならなくても掛け合わせで証拠になり得るものです
不貞行為(肉体関係)を示す動画やメール、SNSなど画面を録画撮影
不倫を自白した書面や録音
GPSの位置情報データ
不貞行為や不倫関係が推測できる録音音声
上記のような事実があっても、証拠にならないことがあります。
行動などを日時など詳細に記述したメモや日記など
上記のような事実があっても、証拠にならないことがあります。
証拠にならないもの代表例
本人や友人から見ただけ、聞いただけなど
ホテルなどに行かずキスや食事デートなどをしていただけ
ツーショット写真など親密そうでも肉体関係につながらない写真など
ホテルや高速道路、デートなどの領収書
肉体関係が具体的に予測できないやり取り全て
絶対に証拠にならないのか、裁判に負けるのか
100%無駄とは言い切れない
プラトニック不倫の判例が過去にあり
複数回の仲睦まじいデートの姿や肉体関係は無かったが
断っても合い続けたり抱きしめられて抵抗しなかったことなどから
損害賠償が認められたことがあります。
ただし
肉体関係が無いことを前面に出しての判決は例外的という弁護士もいるのが事実です。
離婚理由にはならないけれど、慰謝料請求は出来るという意見が増えてきています。
請求金額は低くダメージは少ないと思われ
プラトニック不倫や1回きりの不倫は金銭的ダメージが大きいのは
追求する側だとされてきましたが流れが変わってきているかもしれません。
浮気調査や慰謝料請求をする理由
弁護士費用+探偵調査費用だとすると40万程度の慰謝料をもらってもペイすることは出来ません。
いわゆる損失です。
調査費用などがかかっても不貞の明らかな証拠を得て150~200万円の慰謝料が請求できれば金銭的な得はないかもしれませんが損もしない。
複数回の不貞行為を認める証拠があれば相手に与える金銭的ダメージが大きくなることが重要です。
ラブホの領収書やメールなどはあくまで別物と合わせた複合が必要だと思います。
引用:アディーレ法律事務所